気が向いたときに書くブログ

無理なくゆるゆると更新していきます

ある雪の日

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朝目が覚めて一番にカーテンを開く。

見慣れた景色はどこもかしこも白かった。上京して何度目かの雪。何度体験しても、心が弾むので私の前世はきっとこたつで丸くなる猫よりも庭を駆け回る犬に近い。

しんしんと雪の降り積もるここは故郷ではないのになぜか郷愁がする。慌てて茶色いコートに赤いニット帽をかぶり、外に出れば身体に透き通るような寒さが広がる。眠気もだるさもすべて吹っ飛んで目の前に広がる全てが輝いてみえた。

今日も今日とて通勤はしなくてはいけない。けれども、この雪道を進んで行けるなら憂鬱な気持ちも少しは軽くなる。赤いニット帽に白い雪を積もらせて、茶色ではなく緑のコートを着ていたら季節外れのクリスマスコーデが完成するのになぁと考えながら通い慣れた道を歩く。

数日前には春の訪れを感じさせてくれた梅の花にも雪は積もり、白く丸くなった姿を見て砂糖菓子を思い出した。そういえば、デメルのすみれの花の砂糖漬けを食べてみたいなぁとずって言い続けている。梅の花もお砂糖につければ甘く美味しく食べられるのだろうか?

なんて連想ゲームみたいに取り留めのないことを考えてしまうのは、雪景色に気を取られて朝ごはんを食べ損ねて空腹だったからか、あるいは雪をみることで心の余裕ができたからかもしれない。雪道散歩セラピーみたいな。

静かな雪道を心做しかるんるんに歩く姿が見苦しいのか、すれ違った人が訝しげに私をみていたが雪を楽しむ私には些細なことだった。なんでそんな物珍しげにみるのだろうとは思いながらも、気にとめない程度に久しぶりに振り積もった雪に夢中だった。

住宅街をぬけて、駅近くの人通りの多い道にたどり着きようやくすれ違う人々が私を不思議そうにみていた謎が解けた。

この街の人は雪が降ると傘を差す。

それが彼らの普通だった。別にそれを否定することはない。地元よりも水分を多く含んだ雪はすぐに靴やコートを水浸しにするのだから当然の対策だ。別に雪国マウントを取りたいとかそういうわけではなく、純粋に対応の違いに地域性があることが面白いなと思ったのだ。なるほど確かに傘はあったほうがいいなと思い、私も慌てて入れっぱなしの折りたたみ傘を取り出した。

バラバラと傘に雪が当たる音がする。

そういえば、しんしんとという表現は雪以外に使う場面はあるのだろうか。どうやら、雨と雪では降る音も、傘に当たる音も違うらしい。雪の結晶が当たり、雨とは異なる音色を奏でる傘の下で静かに降らない雪にも幽玄さはあると思った。

地元では、冬になると友人や親の顔よりも多く視界に入る雪は、当たり前のように傍にある見慣れた風景だったが、私の知らない冬がまだここにもあった。それが嬉しかった。そういえば、この街はこんなにも雪が降っているのに雪の匂いもさほど濃くないようだ。ツンと冷えた埃の香りがあまりしないのは少し不思議ではあったが、こんな雪の日もいいものだなと思った。

 

2022 バレンタイン(テイスティングショコラ他)

催事で貰えるテイスティングショコラあるいは、おまけチョコレートの感想まとめ

🍫ジャン=ミッシェル・モルトロー

ほんのり塩味のあるとろっとしたチョコレート。カカオ本来の酸味が感じられる。高カカオな味が癖になる。カカオの酸味が強いので日本のチョコレート菓子になれてるとだいぶ戸惑いそう。大人な味なので、ビター系が好きな人におすすめ。ワインやウィスキーなどのお酒に合いそう。

🍫イヴ・チュリエス(パレ・オランジュ YT-20)

華やかなオレンジの香り漂うチョコレート。重めでザラりとしたプラリネの濃い甘さと僅かに感じるオレンジピールの存在感がしっかりとして欠片でも食べごたえがある。日本人が好きそうなチョコレート。

🍫ヴォワザン ティー (VO-6)

口に入れた瞬間ミルクティーの味が口全体に広がる幸せチョコレート。甘めのミルクティードリンク好きな人は絶対好きな味。ミルキーなお茶の味がとても素敵。チョコレート菓子に味が近い。年配者も気に入りそう。

🍫ルシャトーおまけ

ルシャトー購入時に着いてきたおまけ。

たぶん、通販でも催事でもダスカグループ系のを購入すると値段に応じて、トリュフ&板チョコレートの組み合わせでおまけ着いてくる。

私は催事で購入したので、オレンジのパッケージにかわいいティーカップに入ったうさぎの絵柄の箱に入っていました。箱は正直おまけとは思えないくらいしっかりしています。

ネットだとプレゼントチョコレートのパッケージが違ったのが気になって良くみてみると、ネット版は「トリュフ一粒&板チョコ1枚」表記でしたが、催事で貰ったものには「トリュフ一粒&板チョコ2枚(ミルクコーヒー、ダークコーヒー)」入っていました。

購入額いくらに対して何個貰えるとかは覚えていないので、どっちがお得なのかは分からないです。

板チョコはどちらもコーヒーなので、コーヒー牛乳ですら飲めない私はちょっと苦手意識があります。オシャレで可愛いうさちゃんをみて、せめて紅茶であってくれと祈ります。ただし現実は変わらない。ピンクとオレンジと赤のちょうど狭間のような色のパッケージを外し、ダークコーヒーを口に運びます。

噛むとちょっとサクサクした食感を感じる板チョコです。口に広がる香りはどう解釈しようともコーヒーを感じますが、主張が強すぎないためこの量なら食べきれます。食感が良く、食べてて楽しい。カカオニブなのか、なんなのか分からないけどサクサクしてて好きでした。

しかし、しっかりコーヒーを感じるためこの日はここでストップ。ほんの少し頭痛がするので多分、コーヒーと私の相性は最悪です。

ミルクコーヒー味は後日食べました。ダークよりチョコレートに甘味を感じます。こちらにも、ぷちぷちと食感の何者かが入っており、とにかく食感が楽しい。

しかし、ダークさがなくなったことによりコーヒーの存在感はより目立ち、コーヒー牛乳のような味がします。余談ですが、私はティラミスは食べられるのでコーヒーが完全にダメなわけではないです。ただ、コーヒーの含まれる飲食物の中でもカフェラテやコーヒー牛乳は特に苦手な部類に入ります。つまり、このビター成分で隠されてたコーヒーが真価を発揮しているため、私の天敵です。

コーヒーへの苦手意識から長々と書きましたが、コーヒーが大丈夫な人にとってはきっとこのミルキーさは素敵なアクセントで、カフェオレとかを飲み物として常備している方にはとてもおすすめなお味でした。たぶん、私もコーヒーが大丈夫ならミルクコーヒー味絶賛してたと思います。

トリュフは大きい塊なので口に入れると溢れるかなと思いきやフワッと溶けて、残るミルキーだけどスッキリとした甘みがしたと思いきや後腐れなく消えていく不思議な味わい。口に入れた瞬間ガツンと来たはずの甘みがさらりとなくなるのは面白く、とても美味しかったです。

ちなみに、テイスティングチョコレートとして先に紹介したイヴ・チュリエもダスカコレクションなのでネットで購入すると恐らくおなじおまけが着いてきます。

🍫デジレー トリュフ 2個入り

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デジレーは昨年、兄への送るチョコレートとして購入した際に貰ったおまけトリュフが美味しかったため今年は祖母用と自分用を共に購入しました。

中がとろりとしたトリュフではないので、丸くてココアパウダーのかかったトリュフを想像すると驚くかもしれません。どちらかと言えば、フランス料理などに使われるトリュフに近い見た目をしています。

見た目はルシャトーのおまけチョコレートの中に入ってたトリュフに似ていますが、こちらは深く残る濃い甘さが特徴的なのと僅かに固め。だからこそ、ずっと溶けて消えることはなく。濃厚なチョコレートが舌に絡むので甘党におすすめな味わいです。

どちらが好みかは人それぞれですが、こちらは甘いものが苦手な人には甘すぎるかもしれないです。ただ、キスチョコやハーシーズ系のチョコレートが好きな人はたぶん好きだと思う甘さです。単品だとかなり甘いので、緑茶や紅茶などと一緒に食べるお茶菓子にするのがちょうど良さそうです。

【備忘録】カヌレマニアでカヌレ買ってきた

職場の近くに「カヌレマニア」というカヌレ巡り専門店の特設販売があったので購入してきました。

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購入したのは4つ。

 

【東京都  LIkeSwetnox】

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カヌレミルクティー

外側がカリッカリなカヌレ。包丁で表面を叩くとガリって音がする。包丁の歯を立てて切らないと上手く着ることが出来ない。底はひっくり返して別に切らないと切れなさそう。

内側はもっちと言うよりは、ペーストに近い。めちゃくちゃ滑らかでさっぱりとしたあんことかこんな感じの舌触りな気がする。

 

大阪府 アトリエ ドゥ ショコラ アキ】

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カヌレショコラガナッシュ

カカオ強めビターなチョコレート。外側は固め。上のチョコペースト以外はガツンとチョコって感じはしないけど、食べているとじんわりとチョコの風味が広がる面白いカヌレ。疲れたときに食べたい感じ。海外チョコレート好きな人とかにおすすめしたい。

 

【東京都 パティスリーラ・フィーユ】

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カヌレプレーン

外側は上と下はパリパリ、中間は生地感が強い食感が面白いカヌレ。王道でプレーンだけど、ほのシンプルさが本当に美味しいカヌレ。たぶん、手土産にするならとりあえずこれ選んでおけば間違いなさそう。外側の食感と内側の食感の違いも、外側の上と真ん中と下の違いも共に面白いカヌレなので1度食べて見てほしい。色んな食感があるの楽しい。

 

【フランス直輸入 】

写真撮り忘れたけど、最初の写真の1番奥のカヌレです。ラム酒の深い香りが印象的なカヌレ。外側はカリッとしておらず、もちもちとした食感が特徴的なカヌレ。ラムの香りが強いのでラムネレーズンのアイスとかが好きな人はとても好きな味だと思う。

 

2022バレンタイン

はじめに

毎年この時期になると昨年なに食べたかな? どこのが美味しくて感動したんだっけ? これ好きだったやつかなぁ?みたいになるので、今回は忘れないうちにブログにメモしようと思います。気が向いたら見ていってください。

※文脈からわかる通り、バレンタイン前に書き投稿し忘れた記事です。ほんとにゆるいブログです。

 

ピエール・ルドン

出会ってずっと大好きなチョコレート。バレンタインとホワイトデーにしか買えないので必ず購入する。今回はマカロンが売り切れていたので、チョコレートのみ購入。変わり種マカロンも美味しくて面白いので、もっとはやく動くべきだったと反省しました。今年もキラキラしたホログラムの箱が綺麗でかわいい。

本当にどれ食べても美味しくてハズレがない。ピスタチオの粒が乗ってるチョコレートがあるのですが、練り込みピスタチオほどのくどさがなくて程よい香ばしさを感じるのが好きです。

それとは別にホワイトチョコとピスタチオキャラメルのチョコレートもあるのですが、このピスタチオの配合具合も程よい。ほんのりと広がるピスタチオのあとにしっかりと存在感のあるキャラメルがきて、そのあとしっかりとホワイトチョコの特有の濃いめの甘さが残るイメージです。ホワイトチョコやキャラメルの味、一つ一つが絶妙なバランスで口のなかに広がります。

同じピスタチオのを使用したチョコレートでこんなにも別物になるのが面白いので、私はピエール・ルドンのチョコレート好きです。

今年、購入したのには入っていなかったのですが昨年ローズの味のチョコレート美味しさに感動しました。私は元々ローズ系のチョコレートは芳香剤っぽくて苦手だったのですが、うまく説明出来ないですがピエール・ルドンのローズ系チョコレートは程よくローズを感じられるので美味しかったです。何度も言いますがどれかひとつの味がくどくど続くことなく、いろいろな素材が絶妙なバランスで組み合わさってる感じがするところがピエール・ルドンの魅力だと私は思います。何個食べても同じ味がしなくて、食べてて飽きがこないのでとても楽しいです!

 

イル・ド・レ

希少性の高いレ島の塩を使用したショコラのセット。日本初上陸という言葉と箱のセンスに引かれて購入しました。ワイレンッドやボルドーのような渋めの店名ロゴのいろと小花が散りばめられたパッケージがノスタルジックでかわいい。

塩プラリネビターは外側のチョコレートのコーティングは厚めで、初めは塩気をあまり感じないが、食べていくとプラリネのなかにじゃりっとした食感と塩味を感じる。しょっぱいのに塩気にとげがなくて後味はさっぱりとしている。

ビターガナッシュの方は、すぐに塩気を感じるが、塩プラリネビターよりも粒感がなく、滑らかで同じビターでもこちらの方がよりほろ苦さがしっかりと感じられる。こういったものは塩気がチョコレート甘みを引き立たせようとするか、塩の甘さを感じるかの二択のイメージがあったがそのどちらでもない感じが新しい。

私はお酒が苦手で飲めないですが、ウィスキーとかに合いそうなチョコレートです。塩キャラメルが入ったものもあったからそちらを買ってみたら良かったかもしれない。塩キャラメル食べてないけど、とても美味しい気がする。でも、来年も買うかどうかはちょっと分からない。私はフィリングの周りのチョコレートがあまり厚すぎないものの方が好きなので、こういうのが好きな人が居たらプレゼントする。結構厚みがあるので、こういうのを求めてたって人はいるかもしれない。あと、ビター系のほろ苦さはめちゃくちゃ好きだったので塩系じゃない方のパッケージの方が気になる。

 

ラ フェヴァリ

クールルージュは“クールドラジフィー製法”という世界初の技術でコーティングされたチョコレートらしく、確かに食感ははじめましてと言う感じ。厚めのコーティングなのに板チョコちっくなパキッと感はなく、でもパリッとチョコが砕ける感じはあるので少し不思議。世界初って言葉に踊らされてるだけかな? この感想は半信半疑くらいで見てください。中はキャラメルクリームがトロリと溶けだして美味しいです。1粒のチョコレートだけどとても手の込んでいる感じがします。

代表作のトリュフショコラはカカオ濃いめの味付けで大人な味わい。トロットはせずにしっかりぎっしり中身が詰まっている感じがします。バンホーテンのココアパウダーで砂糖かなり控えめでとても濃いココアを日常的に飲む私としてはとても好きな味です。たぶん、市販ココア苦手だけど、喫茶店とか自宅のお手製ココア好きな人が好きそうな味。ビターしかチョコ食べないよって人とかも好きだと思う。

ジャンブル・ノアはかなりジンジャー強めで初めて食べたタイプのチョコレート。しょうががいきなり「コンニチワッ!」って現れるけど最後はしっかりビターガナッシュが引き締めてくれる。

パレ・パッションはパリッと外側のチョコレートを砕くと中から出てくるパッションフルーツガナッシュのフルーティーな甘さが華やかなチョコレート。

(ここからはオタクの妄言なので、興味ない人は読み飛ばしてね)

これは完全な独り言なのですが、誰かラフェヴリのチョコレートを擬人化とかしてくれないかな。本当にどれも違う食感と味がする。かなり個性豊かで面白いのでなんとなく捗りそうな気がする。ジャンブル・ノアは出来れば双子かきょうだいか、幼なじみとかがいい。二人で入れば新しい道が開けるみたいなやつ。しょうがを優しく包み込むビターチョコレートその絶妙さを味わって欲しい。「あ、これ擬人化したら尊い感じの組み合わせだ」ってなる。ならない人もいるかもしれないけど、私は典型のように発想が降って湧いた。あと、ありがちかもしれないが、コーティングの厚みをそれぞれの心の壁の厚さとかね……もうここまで来ると自分でやれとか言われそうなくらい完全に変態的な妄想になってしまったけど、私はそれくらいの個性の強さを感じたので、これ擬人化向きのチョコレートだと思う。ごめんね、ラフェヴリが好きな人、このチョコレートに関わる全ての人たち。長くてごめん。オタクの妄言として許してください。ときどき暴走してしまうんです。

(オタクの妄言終了)

サロン・デュ・ショコラで受賞した「プラリネ・ノワゼッツ」の入っていない物を購入してしまったので、来年もできたら購入したいなと思います。あと謎のパリッと感も癖になる感じだったので驚きに負けないでちゃんと味わいたい。

 

ジャン=ミッシェル・モントロー

ガナッシュ・ドミニカはカカオの酸味が広がり驚いた後に甘みを感じ、最後はビターな味わいがくるチョコレート。チョコレート酸味を強く感じることの出来るチョコレートはあんまり購入していないので面白いです。シンプルながらカカオの味を楽しめる一粒です。

ノワゼット・パールは全く別の味わい。ローストされたヘーゼルナッツの食感が面白いチョコレート。ガナッシュほどの酸味やダーク感じはなく、むしろカカオの甘味の奥深さを感じることの出来る1粒。めちゃくちゃ高級なチョコボールってこんな感じだと思う。甘すぎないことでチョコレート本来の味を感じることができるのがとても良い。

タブレット・プティ・ドミニカが一番カカオの香りを楽しめる1枚かもしれない。シンプルだからこそカカオ本来の味が分かるので、これまで食べた2種類のショコラに対する説得力が強い。なるほど、こういうカカオだからこんなふうになったんだって出会いは初めて。確かに同じカカオから作ったチョコレートでも扱い一つでいろいろな顔を見せてくれることを知ることができるのでとても勉強になる。来年も買うかと言われると返答に迷うが、これを作った人のチョコレートがもっと食べたいと思わせてくれる一箱。

全体的に酸味を感じるカカオなので苦手な人は苦手そうだし、好きな人は好き。私は食べ比べが楽しかったので好きです。これをふまえた上で来年ここまでカカオにこだわりにこだわって作っている人のチョコレートが食べられると思うと楽しみで仕方がない。でも、プレゼントとして渡す相手がチョコレート好きではないのなら、もっと万人向けのチョコレートはあると思う。チョコレート好きの人におすすめしたいチョコレートでした。

 

大掃除(カバン編)

ちゃんと続きました。

今回はカバン編。とはいえ、正直やる気が出ない。カバン整理めんどくさくないですか。流行とかあるから毎年買い換えた方がいいとは思うんですけど、私基本的にはリュックサックで行動するので管理も何もない。

ただ、休日に友人と出かけるときや博物館、美術館などに行くときは邪魔になるのでなるべく小さめのカバンで行きます。会話や展示物に集中してリュックサックだと知らないうちにお財布などを取られるかもという不安感もあります。

でも、本音としては物が多くなりがちなのでどこへでもリュックサックで出かけたい。だってほら、買ったものとかそのまま入れて背負った方が持ち運び楽じゃないですか。

ビニールやエコバッグが手に食い込む感じがとても嫌いだし、左右のバランスが崩れる感じがするので苦手。なで肩なので肩にかけても落としちゃう。腕にかけても跡つくし、痛いし、素材によっては肌がかぶれます。

就活とか本当に嫌だった。パンフレットとかペットボトルとかが入った重いカバンを肩にかけてヒールを履くので軽く拷問みたいだなって思っていました。

とはいえ、自宅にはリュックサック以外のカバンもあるのでこちらも順調に捨てていきます。

手入れを怠って牛皮のカバンからカビが発生してたのでびっくりしました。手順を踏めば綺麗になるとは思いますが、安いやつなので即廃棄。手間を考えると環境には厳しいかもしれないですが、手入れをする程でもないと言った感じ。

一軍リュックサック、合皮ショルダー、冬のお出かけ用ふわふわがあれば事足りるでしょう。

合皮ショルダーは服によって使い分けられるように黒と茶色各1個。リュックサックはA4が入る仕事用とお出かけ用に小さめのを各1つ。もっとテンションが上がるのでふわふわも1つあればいいと思います。

あとは、表には出していないけど夏用のメッシュ生地のカバンとかは来年用に残しておく。お気に入りなので来年もメッシュブームで続いてるといいな。携帯とかをインバックの外の目に見える場所入れて置けるから認識しやすくて便利。ビニール素材より劣化しにくそう。

ライブグッズのカバンは捨てるかどうかちょっと迷う。いつかは整理しなくてはいけないけど、軽率に捨てると後悔するので今回は保留。スノマニのIKEA生地カバンは使用するには耐久性が心配だけど、保存面でみるとコンパクトでありがたい。

転職はしたいので就活カバンも捨てずに取っておく。購入すると高いからね。仕方ない。使い勝手はいいので、区役所とかで書類手続きをいくつか同時にするときとかに使う。あと、それとは別に仕事で外に出たときのためにベージュの肩掛けカバンを1個。中身が重くなりすぎないのなら、リュックサックよりも出し入れが楽なのでTPOによって使い分けます。左右の重さのバランスは気になるけど。

あと、たまたまかもしれないが、「女性の仕事カバン=A4が入る肩掛けカバン」みたいな価値観の人間が一定層いるのやめて欲しい。学生時代と同じでリュックサックでいいことにして欲しい。少なくともそれで飲み会行ったら、どん引かれたのを私は今でも根に持っている。

今思えばあれは飲み会ではなく、合コンと呼ばれるものだったのかもしれない。そういう意味では、私は場違いだったのだろう。でも、それは何も説明せずに私を呼んだ幹事の方の問題だと思う。相手の男性たちからすればとんだハズレだったのかもしれないが、仕事帰りに急に飲もうよと呼び出されただけの人数合わせである。

それでも、価値観の不一致にはやめに気づけたのはありがたかったと思うことにする。 帰り際でパンプスじゃないの?って聞かれたことはもうそろ忘れたい。私はあなたの彼女ではないので、好きな靴を履くし、持ちたいカバンを持ちます。

今回は過去の回想というか、愚痴のようなものが多くなりましたがそれなりにカバンの数は減ったので良しとしましょう。

ちなみにリュックサックとバックパックの違いはドイツ語と英語の違いらしいです。リュックサックがドイツ語で 、バックパックが英語。どちらも「背中に担ぐ荷物袋」という意味だそうで。Google先生に尋ねれば簡単にそれっぽいことがわかる世界に生きててよかった。

服の大掃除をした話(下着編)

毎年この時期になると頭を悩ませるのが、大掃除です。なにせ、ものの管理が下手な人間はたぶん掃除も下手。しかし、日常的にやらない人間なのでこの機会にやらなきゃ永遠にやらない。でもモチベが上がらないので誰かの監視が欲しい。ということで、今回は監視代わりに、大掃除にまつわる独り言を気が向いたのでブログにすることにしました。

つまるところ、達成感が欲しいけどマイペースに進めたいから他人を付き合わせるわけにはいかないという苦肉の策です。今回は下着編です。別のシリーズを書くかは気が向くかどうか次第。暇だったら読んでね。

下着編

まず、一番に取り掛かったのは下着の整理。洋服と違って手持ちのものとの組み合わせを考える必要がなく、劣化具合を確認して捨てるだけならすぐに出来そうという曖昧な理由でスタート。

 

①ブラジャー

とりあえず毛玉の有無と肩紐の劣化などを確認。何かあって運ばれたときに恥をかくようなものはゴミ袋へ。結果3つしか残らなかった。

少し足りない気もするが、毎日洗濯しておけばまわるので、気が向いたときに4着目のストックを作ることにして終了。後で調べたら、ブラジャー7枚、ショーツ10枚くらいが理想らしい。

私は管理できる気がしないので、ブラとショーツは4~6セットくらいで留めておきたい。7はいらない。それにプラスで生理用のショーツ3枚あるのが理想な気がする。

寝るときは綿とか肌に負担のない素材のパンツがいいので、それも含めると確かにショーツは10くらいになるかもしれない。

 

ショーツ

丁寧な言い方をしてみたがパンツです。残った3つのブラとセットにならないものはゴミ袋へ。生理用を3つ。寝るとき用のを3つ残してターンエンド。めちゃくちゃ簡単に片付けることが出来たので嬉しい。

 

③インナー

私を一番悩ませたのが残すインナーの枚数。冬場のインナーは基本的にはヒートテック一択なのだが、服によっては色の影響を受けるためどうしても数を減らしきることが出来ない。

洗い替えも考えて、黒は襟が深いのと浅いのを各2枚。白は頻度が少ないので各1枚。来る大寒波に備えてめちゃくちゃ厚手のやつを1枚残した。

ここにさらにVネックや胸元が見える服を着たときにレースを見せる用のインナーが2種類書く2枚ほど増えるのでちょっと嵩張る。ちなみに私は雪国育ちだけど寒がりなので、これはいつもヒートテックを着た上に着込む。

みんなインナーの管理どうしてるんだろう……私こんなに持ちたくない気持ちでいっぱいなのに。

 

④靴下

こちらは比較的簡単に整理できた。これはもう日頃から管理を諦めているので、ある程度所持枚数が決まっている。黒を3~4、白を1〜2枚。同じメーカーの同じ靴下を選んでいる。ちなみに所持枚数は基本的に4~5セット。購入しているお店が3足セット販売している都合で変動する。

 

⑤ペチコート

呼び名は色々あるけど、スカートを履いた時に下着やタイツの下に履くやつの事です。最近は男性もスカート履くらしいけど、そのときはどうしてるのかちょっと気になる。自分からは聞けないのでこっそり誰か教えてください。

とりあえず、ワンピースタイプのベージュをひとつ。下着が透けないために使うスカートタイプをベージュと黒で各1枚。使用頻度の高いキュロット、パンツタイプはベージュと黒を各1枚。生理中用の腹巻付きを2枚。合計で7枚。自分でもちょっと多い気がするがわりとすべて使ってるので諦めた。

さらにガードルを3つ保持しているので出来ればキュロットタイプかパンツタイプを減らしたい。けど、どちらもガードルで対応できない下着ラインを補ってくれるから手放せないのが現状。何かわからないけど、手持ちのガードルは静電気を帯びやすくて困る。ズボンやスカートの裏地が張り付いてしまう。

インナーと同じく、世の中の女性がどうしてるのかが知りたい。

 

⑥タイツ

基本的に冬場は黒タイツなのでこちらも枚数を減らしていくだけの作業。以前、気まぐれに購入したごく稀に使うあずき色が地味に場所を取るのが不満だが、たまに履くとテンションが上がるので残している。パンストもこれを機に減らしたいがヤツは恐ろしいほどにすぐに破れるので捨てなかった。3回くらい履けたらいい方ってくらいいつもどこかに引っ掛けて伝線させる。

ところで、伝線って言葉の由来はなんだろう。ストッキングが破れたときにしか使わないなと思って調べたら、辞書にも「女性のストッキングなどのほころびが縦の織り目にそって広がること」と書いてあって驚いた。ストッキング専用の言葉だった。ちなみに岩波いわく、「伝染」のもじりらしい。

 

以上が下着編の全貌である。

冬のタンス整理はキャミソールの整理がないのが嬉しい。夏はエアリズム+種類豊富なキャミソールの整理があるのでほんとに嫌。

でも、暑がりなのでちゃんと服を着るより、キレイめのタンクトップやキャミソールにカーディガンを羽織がちだから仕方がない。

いつか服装の緩いところで働いて、ワンピースのみで生活できるのが理想です。

これらの情報をブログに残しておくので来年の私はこれみて年末の下着の整理頑張ってね。なんなら日常から頑張って増やしすぎないようにしてほしい。本当よろしくお願いします。

限界女子の下着整理について、最後まで読んでくれた方ありがとう。アドバイスとかがあればコメントお願いします。毎回、整理整頓で苦しんでいるので良ければ助けてください。

それでは、次回まとまれば別の大掃除の話で会いましょう。

カラコン、コンタクト感想まとめ

基本のコンタクトレンズ

いつもつけてるのはバイオフィニティ(BC:8.60 PWR:-8.50 SIZE:14.0)2weekコンタクトレンズ。初回コンタクトは1Dayのアーキュビュー。色々試した結果、バイオフィ二ティが一番つけてて違和感がなかったのでお気に入り。

ドライアイとかではないけれど、酸素透過率が高めで柔らかいコンタクトが好きなんだと思う。カラコンは基本的にはつけないがコンタクトレンズはほぼ毎日つけている。そんな人のまとめです。

ちなみに、旅行先ではマイデイ(BC:8.40 PWR:-8.50 SIZE:14.2)1Dayを使用。こちらも着け心地に違和感はないのでお気に入り。

エア オプティクス プラス ハイドラグライドも使ってみたけど、着け心地はバイオフィ二ティの方が好き。でも、紹介された通りメイク汚れなどにはバイオフィ二ティよりもエアオプさんの方が強そう。エアオプさんはバイオフィ二ティに比べるとレンズが硬めらしいく、慣れていないからかちょっとした違和感があった。同じ度数なのにちょっと見えにくい感じもする。でも、値段的にこっちの方が少し安いので着け心地に問題がなければ変えるかも……?

 

FLANMY

P-8.00 BC8.6 DIA14.5

着け心地はやわらかめでうるいおいもある感じ。ただし、バイオフィ二ティよりは時間経過に弱いイメージ。カラコンだから仕方ないのかもしれないが、長時間つけてると

張り付いてるなって感じる。東京駅10:30集合19:00過ぎ解散とかなら全然問題なく使用できたのであくまでもバイオフィ二ティと比べるとって感じなので気にするほどじゃない。視力的に-8.50を使いたいが、-8.00までしかなかったのて断念。目がすこぶる悪いと求める度数がないってことはわりとよくある。

【SAKURA ROLL】ほんのりとピンクがかった色素薄い系のベージュみたいな色がベースカラコン。二種類しか試してないがほんわりとやわらかくて優しい印象の目元になるので私はこっちが好きかも。うるうるかわいい系の女の子になれる。強い。リピしたい。ふわふわしたワンピースに合いそうな感じ。色味が可愛すぎて愛しい。

【COCAO WAFFLE】SAKURA ROLLよりも焦げ茶や黒に近い色味なので輪郭の強調が強め。たぶん、コスプレとかの写真撮影にはこっちの方が向いてるかも。クール感が強まるので和服と相性が良い。つけてる感もこっちの方が出てくる。どちらも素敵な色合いなので上手く使い分けしたい。

私はどちらかと言えば、洋服を着ることが多いのでSAKURA ROLLの方が好きだけど両方ともとても良い。私は目が笑うとなくなるくらい小さめなので、つけてる感じはやっぱりある。瞳の色味が元々茶色っぽいからかSAKURA ROLLの方が自然な感じ。

GOMA BAUM】(2022/10/02 追記)

枠は黒め。枠と黒目の間に不自然なグレーっぽさが入るので、より中央の黒目の存在感際立つタイプ。SAKURA ROLLやCOCAO WAFFLEよりもよりカラコンしてる感がある。自然な感じはしないが、印象的な瞳を作るのにはピッタリ。韓国風メイクや外国系の顔立ちの人はとても似合うと思う。無表情クールな流し目が上手いエチゾチック意思の強い系の瞳の印象になる。

 

TOPARDS

P-8.50 BC:8.6 DIA14.2

FLANMYと比べると着け心地はあまり良くない。水分量少ないのか細かいことは分からないけど、しばらくするとなにかが張り付いている感はある。でも、これについてはFLANMYが良すぎるような気がする。なんとなくだけど装着感や外したあとのレンズを触った感じTOPARDSの方がレンズが硬そう。外したあとのレンズの触り心地にビニール感がある。爪を押し当てても切れない強度がしっかりしかりしたレンズ。度数はいつも使っている2weekに合わせたので程よいが目に張り付く感じはする。毎日使うわけではなく、特別な日にたまに使う程度なら気にならなさそう。

【グレージュクォーツ】直径サイズはこちらの方が僅かに小さいはずなのにTOPARDSの方がFLANMYよりしっかりカラコンをつけている感が強い。ノーメイクの顔に付けるとカラコンしてますよ感がしすぎてちょっと苦手だった。メイクをしてちゃんとヘアセットまですればかわいい。ナチュラル感はあまりない。近づけば明らかにカラコンをつけた目をしているのが分かる。ナチュラル感はない代わりに素の目よりも透明感があるお人形さんっぽい見た目になれる。特種な虹彩っぽくてよそ行き服に合わせてつけるとテンションが上がる。グレーと言うよりも白灰色っぽい色。これを着けただけで目のサイズが2倍くらいになるので瞳の印象がかなり変わる。実際の目と少女漫画の目くらい違いがわかりやすい。私はまぶたが重めなので擬似三白眼っぽくなりました。私は黒ふちにアンバーに近い濃いめの茶色っぽい目をしているのですが、これをつけると明るい茶色っぽく見える。ライト当てた琥珀に近い色になったのは光の当たり方にもよりますが面白かったです。印象的な瞳になりたい人におすすめ。

 

【ストロベリークオーツ】こっちの方がおめめちゅるんとしてて好き。虹彩の外側の黒い枠が茶色くなるので柔らかい印象になる。ふわっとした目の印象になるし、グレージュクォーツよりはナチュラルだけど、やっぱり近づくとカラコンの柄が分かる。色素薄い系の目になれるのがかわいい。ノーメイクの顔でもセーフな感じする。コンタクトの作りにというか制度にばらつきがあるのか、見え方は昨日と同じ度なのに文字とか近いところのピントが合わなくて見えにくい感じがした。ライブ参戦のために使おうとしてたのでピントが合わないのはちょっと困る。

 

(最終更新 2022/10/02)

自分用のメモを公開している感覚なので、適宜変更や訂正が入ります。また、個人の主観に基づく記事です。健康や安全を保証できるものではありません。