ブレイクタイム アイスティー
桜も歴史も建長寺で満喫したあとは明月院に向かいました。ひたすら歩いていましたが、暑くて喉が渇いたので途中の道にあった「鎌倉てとら」さんで小休憩。
- ジャンル:紅茶専門店
- 住所: 鎌倉市山ノ内116
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- (写真提供:happy eater)
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テイクアウト用のアイスティーを購入しました。作り置きを出すのではなく、ちゃんとホットの紅茶の淹れたてを氷で冷やしてから提供してくれる丁寧さが嬉しかったです。
この日、店内にいたのは新人さんらしく緊張した面持ちで仕事を覚えようとする姿が微笑ましかったです。4月は新たに引っ越してきたり、進学したりする時期なのでこういう出発したてという様子をみるとつい心の中で応援したくなります。
ドリンクが出来上がるまでは店内で待たせていただきました。そのときにもらった番号札がコルクコースターでオシャレでした。店内で売ってたら買いたくなるくらい、裏面に書かれたハリネズミがとても可愛かったです。
店内も素敵な雰囲気でどうやらお食事もできるお店のようです。売られているブレンドティの缶のセンスもよくプレゼントしたら喜ばれそうな感じでした。
一度は行ってみたかった明月院
そこからさらに歩いてたどり着いた明月院。
別名「あじさい寺」と呼ばれるほど夏はあじさいが美しい場所らしいのですが、この時期はまだ咲いていないためのびのびと見て回ることが出来ました。
とはいえ、噂に名高いあじさい寺。夏に人混み覚悟でまた挑戦してみたいです。
ちなみに入口でその時期境内に咲いている花々の名前を知ることができます。
拝観料 500円を支払い頂いたパンフレットには、どの季節にどんな花が咲いているのかが分かる工夫がされていました。
中に入り山門を抜けるとリスのための巣箱が設置されていました。リスも人間なれしているのか近くによってもまったく逃げないのでじっくりと観察出来ました。すばしっこくて尻尾が長くてふさふさでもさもさと食べる姿がとても可愛かったです。
巣箱には名前らしきものが書いてあったのですが、どうやら年号で並んでいるみたいです。平成まであったので今度は令和が増えるのかも知れません。
山門までの道のりはきっと夏にはあじさいで美しいんだろうなと思い、これからの季節が楽しみになりました。名前は分かりませんが小さくてかわいい綺麗な紫色の花が咲いていたので、私はこの時期の山門前も十分楽しめました。
明月院といえばこの風景
魅力にリスの負けながらもたどり着いた本堂では、明月院と検索をかければよく見かける枯山水と丸窓を見ることが出来ました。
枯山水は建物のなかにあるのかなと勝手に想像していましたが、本堂の前にいきなり設置されていて驚きました。おそらく、私の人生初の枯山水です。思い描いていたよりもこじんまりとしていましたが、綺麗におさまりの良いサイズで素敵でした。
お馴染みの丸窓からの風景も美しく、これを見るためにきてもいいなと思うほど個人的にはお気に入りです。噂で聞く限り夏はあじさいが綺麗な代わりに、きっとゆっくりここを見ることが出来なさそうなので、夏に来てもう一度この時期にゆっくりと枯山水と丸窓を眺めるためにまた来たいと思いました。
ちなみに、この丸窓は「悟りの窓」と言われるものらしいです。悟りは開けませんでしたが、とても引き込まれる窓です。丸窓の向こう側に見えるのは庭園の風景らしいのですが、残念ながらこの時期は庭園は非公開で見ることは出来ませんでした。
ハナショウブと紅葉の時期は入ることが出来るらしいので、明月院はもういっそ春夏秋冬全て網羅したいです。サイズ感もさほど大きくないので、庭園を抜きにするとすぐに回りきれます。
パンフレットにある地図で見る限りだと、正面から本堂までの道のりと同じか少し大きい位の本堂後庭園があるので春以外に行けばお散歩にはちょうど広さかもしれません。夏はハナショウブが美しいらしいので楽しみです。
次回へ続く
今回は明月院までの道のりと季節外れでも美しい明月院で一区切りとして、次回は小町通りと七里ヶ浜まで書き終えたいなと思っています。