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最高のアフタヌーンティー 赤坂迎賓館

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アフタヌーンティーまでの道のり

休日にアフタヌーンティーに行ってきました! 場所は四ツ谷駅から徒歩7分程度の場所にある「迎賓館赤坂離宮」です。

 

アフタヌーンティー概要

1日20食限定のアフタヌーンティーです。休日に開演時間の10時に合わせて四ツ谷駅に待ち合わせをして向かいました。席は自分で確保する仕様です。少し出遅れたせいか席がなかなか空かないのでアフタヌーンティーの料金を先払いしてから本館を拝見しに行きました。

テラス席なので荒天等により販売を中止する場合があります。晴れた日に行きましょう。

1セット(二人分)が4,800円なので、一人2400円+参観料(一般 400円~2000円)が必要になります。予約不可です。飲み終えるとポットに差し湯をしてお代わりが貰えるサービスがあります。

https://www.geihinkan.go.jp/akasaka/akasaka_news/afternoon_tea/

 

参観料金について

300円 庭園のみ

1,500円 本館・庭園

1,500円 和風別館・庭園(事前予約)

2,000円 和風別館・本館・庭園(事前予約)

以上のコースから選べます。

・具体的な内容https://www.geihinkan.go.jp/akasaka/visit/visit_area1/

・わかりやすい料金表

https://www.geihinkan.go.jp/akasaka/visit/visit_fees/

和風別館の予約はわりと早めにしておいた方が良さそうです。今回は思いつきで向かったので埋まっていました。また、現役で使用している国宝の建物なので、行く際は空いている日かどうかのご確認をお忘れなく。入場するときに手荷物検査もあります。私は今回、アフタヌーンティー代+本館・庭園(1500円)の組み合わせで楽しみました。

 

本館について

建物すべてが国宝という緊張感はもちろん、世界各国の賓客をお迎えする外交の舞台として使用される豪華さは、庶民には目眩がしそうなほど素晴らしく満足感がありました。

館内の撮影及び携帯の使用は禁止です。入口のところで写真集のようなものが販売されていました。入口で無料のパンフレットも貰えます。詳細は下記URLにある禁止事項をご確認ください。
https://www.geihinkan.go.jp/akasaka/visit/visit_caution/

 

物語の世界のお城ような本館

真っ白な壁や豪華なシャンデリア、部屋に合わせてデザインされた暖炉。オーケストラボックスを備えた元舞踏室など、物語に入り込んだかのような気持ちになれる建物です。豪華かでありながらも繊細な内装に感動します。

金が施された細工を見ると洋式の建物に上手く兜や刀など和風のモチーフが紛れていて面白かったです。物語のお城の中のようなのに、所々に見ることが出来る日本要素が絶妙なバランスで混ざり合いここにしかないと感じるものでした。

警備をしていた方いわく、夜になると暗くなるので明り取りとして中庭に面した窓が多く設置されているそうです。また、建物ができた頃は暖房設備はありましたが、冷房はなかったので夏の暑さ対策として風が通るように向き合うように窓が設置されているみたいです。

ひとつの部屋は驚くほど広い訳では無いですが、どの部屋にも大きな鏡が設置されているので実際のサイズよりもより広く感じます。警備の方の「鏡にシャンデリアが映るので永遠に続いて見えるんですよ」って発想がとても素敵でした。確かにあわせ鏡の中のシャンデリアは途切れることなく無限に続いていました。

 

最高のアフタヌーンティー

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本館をめぐり終えてテラス席に戻りましたが、席は空いていませんでした。どうやら空いたらすぐに別の人がお茶やジュースを楽しむ場なので空いたところを狙って座るのが正統法みたいです。

テーブルはアフタヌーンティー 2セット分がギリギリ乗る感じのサイズ感です。ひと席に4つの椅子が用意されていました。外なのでこの時期は防寒が必要ですが、この日は晴れていたので少し眩しかったです。

メニュー票を撮り忘れたので覚えている限りになりますが、一番下にクロワッサンのサンドウィッチとサーモンチーズのブルスケッタ。二段目にスコーンとミニカヌレ、ほうれん草のキッシュ。三段目にりんごケーキとフルーツゼリー、焼き栗とチーズケーキ。それに、アッサム、ダージリンアールグレイ、アイスティの中からひとつ選んで紅茶をポットで頂けます。

 

1段目のサンドウィッチはクロワッサンがパリパリで挟まれたお肉がしっかりと赤みの味を感じるのでかなり食べ応えがありました。毎朝、欠かさず食べたくなる味です。ブルスケッタもぱくりとひと口で食べられるサイズで1段目からかなりの充実感があります。

二段目のスコーンは程よい甘さで少しあっさりめの生クリームや付け合せのペーストを付けて楽しみます。生クリームには蜂蜜かメープルシロップのようなものがかけられていますが、甘すぎずくどくなりません。ペーストは友人と話し合った結果おそらく栗ではないかという結論に至りました。モンブランの上と同じ味がします。こちらは甘さが強めです。それぞれの味を楽しんだ後で二つ同時に付けると最高です。

ほうれん草のキッシュは程よい塩味で甘さに慣れてきた下を一度リセットすることが出来ます。このアフタヌーンティーを最後まで甘さに飽きずに楽しめるコツは、このほうれん草のキッシュを食べるタイミングだと思います。甘さに飽きたときにぜひ。パイ生地がパリパリで美味しいのですが、崩れやすいのでご注意ください。小さなカヌレは見た目も可愛くてセットの中でも特にお気に入りです。小さいからこそ、外側のパリパリ感と内側の生地との食感の違いが通常サイズのものよりも明確にわかります。

最後は三段目のゆるゆるとしたガラスに入れられたゼリーは見た目も美しく、口にれるとふわりと広がる柑橘系の爽やかさが好きでした。りんごのケーキは赤と白ありますが味は同じです。取り分ける時は崩れやすいのでご注意ください。りんごのしゃきしゃきした食感が楽しいです。焼き栗は程よい焼き加減でとろとろしていました。

豪華なセットかつお代わり無料のポットサービスなので、無限にいることが出来てしまいそうなティータイムでした。蛇足として、近くのトイレは仮設トイレなので普通に臭かったですが和式でした。

 

最後に

再入場不可なので精一杯楽しんでから外に出ましょう。個人的には一緒に行った先輩の和服姿が素敵だったので着付けを覚えたいなと思いました。一番最初の写真に写っている素敵な先輩です。

アフタヌーンティーは売り切れていそうですが、赤坂迎賓館自体は夜にみることもできるようです。パンフレットにあった夜の迎賓館も素敵だったので予約をして今回行けなかった和風別館とともにまた行きたいなと思っています。

長くなりましたが、上記は私の個人的な主観も入っているのと思い出しつつ書いているので詳細は公式サイトにて確認をしてい頂けると幸いです。

迎賓館赤坂離宮 | 内閣府